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・東南亜マレーポリネシア系メラネシア系の土着民:祖霊神霊崇拝の探訪見聞 ・自然信仰に関わる珍談、奇談 ・自然信仰全般、特に私が関わるアフリカ土俗死霊崇拝の逸話 ・信仰に関わる人々の生き様など
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22:06:35
長らく準備中で在った、「東南アジアヴドゥ呪物の御提案 Thai Vudu Fetish」と「アフリカヴドゥ呪物の御提案」、此の両項目を本日2月2日付けでアップ致しました。取り敢えず、説明文のみ下記致しますが、画像などはサイトにてご確認頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

東南アジアヴドゥ呪物の御提案 Thai Vudu Fetish」

1; フンパヨン(身代わり及び庇護)

木偶に霊が籠められた呪物です。御自身を人災や天災から回避する作用。また、性質の悪い人物や、同じく性質の悪い霊や低質な霊を寄せ付けず排除する作用が有ります。

作用:運気向上・病魔退散・災難回避・スランプ脱出、その他。

木偶は、七カ所の墓場の凍土(この場合、深く掘り下げた墓場の土を意味します。)と、あらゆる自然のエレメントを混合して作成されます。エレメントは前述の土、更に草木を主体に種子類、乾燥そして粉末にした昆虫や獣の死骸、これ等を混ぜて固めた後に、強力な霊を籠めて紐を何重にも巻き付けて霊を留めます。別の方策として、紐で巻かず漆を塗り固め乾いた後にパーリサンスクリット文字に依る呪文を全体に認め霊を留めるフンパヨンも御座います。また、死者の髪の毛を束ねて人形状にした後、紐を巻き付けて霊を留めるフンパヨンも有ります。

人生を左右する運気、此れを主軸に捉え、全て快方に促し安定を齎す呪物で有ります。作成・活き籠めは、小乗仏教の僧や還俗呪術師が行います。

百円玉大の大きさのものから、手の平に収まる大きさ、更に手のひら大の物まで各種有ります。御紹介して居る画像は一部です。ただ、各々僧も還俗呪術師も、少量しか作成・活き籠めしませんので、その時々に見合った呪物を御提供する事になります。いくつか御見せして、御自身のフィーリングにあうものを御選び頂きます。

2; 犬の胎児の呪物

死産した犬の胎児を、乾燥そして防腐処理した後に、元々宿っていた魂を留めた呪物です。

作用:運気向上。紛失物(人も含む)の捜索そして発見。主をプロテクション。主が欲する物事(または人)の獲得。

還俗呪術師が作成・活き籠めしたものを御提供します。

3; 猫の胎児の呪物

死産した猫の胎児を、乾燥そして防腐処理した後に、元々宿っていた魂を留めた呪物です。

作用:運気向上。主をプロテクション。特に主が欲した物事(人も含む)は、此の獣の習性で狙ったら逃さず、という作用を全うします。其の習性から賭博にも作用が有ります。

還俗呪術師が作成・活き籠めしたものを御提供します。

4; タックポー(棺桶釘)

土葬された棺桶から取り出した釘を呪物にしたものです。画像の様にポンという草木を固めた土台に釘を埋めた状態。または、釘のみをクリアケースに収めて御提供します。

作用:主のプロテクション。棺桶に打たれた釘は、生終の最後に打たれた釘で有り、其の習性から焦点を中てた対象(事象・物象)を刺し止める事で有り、殊に賭博に作用が顕著です。

還俗呪術師が作成・活き籠めしたものを御提供します。

5; ナンマンポイ(屍油)

脛骨から髑髏までを少量の湯で煮詰めて、油分を抽出させ小瓶に詰めた呪物です。

作用:フンパヨンに相似。しかし、術師が見初めた強力な霊の遺骸から抽出した油分で有る為、霊の籠り度合が違います。フンパヨンより上に位置し、霊との契約とお考え下さい。

還俗呪術師が作成・活き籠めしたものを御提供します。

6; クマントーン(タイでの呼称)コンクロ(カンボジアでの呼称)ルークロ(ラオでの呼称)トヨル(マレーでの呼称)

堕胎または死産した人の胎児を乾燥、そして防腐処理させた呪物です。産まれても生を謳歌できなかった赤子の霊を、其の肉体に留めた状態の呪物で、主の使役霊と成ります。

作用:オールマイティで、主が欲する物事を忠実に実行します。

現在では、作成・活き籠め不可能です。古から維持されて居られる呪物を譲渡頂く方法に成ります。

譲渡の際は、還俗呪術師が籠る霊へ新たな主を認識させた後に御渡しする事に成ります。

画像も御座いますが、少々グロテスクですので、敢えて掲載はしません。ご希望の方へ、メールにて画像送信させて頂きます。

アフリカヴドゥ呪物の御提案」

1; バコンゴ像

私のパーロ信仰の大元で有る、西南アフリカに分布するバントゥ系バコンゴ族のプロテクション呪物です。岐路を司る神霊・闘争を司る神霊が籠り、更に一体の強力な霊が籠ります。上述の二神霊の指導下で、籠る霊が主の為に援護します。

作用:天災・人災回避。家屋の現実的・霊的プロテクション及び主への現実的・霊的プロテクション。運気向上。

アフリカの呪術師が作成・活き籠め致します。

2; レグバ像(岐路を司る神霊)

西アフリカ・ベニンのフォン族、及びベニン・トーゴ・ガーナに跨るエヴェ族の自然信仰ヴドゥの岐路を司る神霊が籠る呪物。

作用:運気向上。主及び家屋のプロテクション。人生の悪路を閉じ、常に順路へ導く多大な作用が有り、安泰を齎します。

アフリカの呪術師が作成・活き籠め致します。

3; ダン(トーゴ・エヴェ族のヴドゥ小型卒塔婆人形)

ダンと呼称される、ヴドゥの小型卒塔婆人形です。ヴドゥ式墓地(生前・死後、混合)に大小様々な木偶人形を立て、ネクロシティー(死後の街)を形成するのが、アフリカン・ヴドゥの墓地スタイルです。其の墓地から、未だ生ける人々の補佐をしたいと願う、木偶に籠る霊(強力な霊を厳選)を熟練呪術師が選び、儀式を経て要望者へ授受されます。

作用:運気向上。主のプロテクション。人災・天災回避。対人関係及び交渉事を有利に進める。常に携帯する必要有り。

在アフリカの呪術師が活き籠め致します。

4; 各種インセンス(霊的線香)

※ 悪質・低質な霊を排除する
※ 運気を向上させる
※ 経済的な面を安定させる
※ 異性を惹き寄せる
※ 係争事を有利にする
※ 勝負事の運気を上げる

上述以外にも、効能を齎すインセンスが各種御座います。インセンスの形状は、三角錐のコーン型・棒状型・粉末型の三種と成ります。各々、7日間・14日間・21日間、連日御自宅内または御自身の御部屋にてインセンスに火を点し、其の煙にて燻して頂きます。

大半の問題は、御自身の取り巻く霊が弱体化して、低質な霊に隙を入り込まれる事が原因となります。従って、まずは7日間の霊的浄化を実行する事が先決と存じます。そのうえで、御自身の要望に見合ったインセンスを更に7日間~14日間点して燻す事が得策です。

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土俗信仰のフィールドワーク
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21:30:05
当サイト「土俗呪術案内」の項目、「東南アジアヴドゥ呪物の御提案。Thai Vudu Fetish」と「アフリカヴドゥ呪物の御提案」両項目で御紹介する呪物の刷新を図る為、現状空白と成って居ります。

前者は、東南アジアヴドゥと云われるタイ式精霊信仰呪物(THAI VOODOO FETISH)を中心とした、強力な呪物をラインナップする予定です。後者は、ヴドゥの大元である西アフリカのベニン・トーゴ・ガーナ・ブルキナファソに跨るフォン族・エヴェ族、更に少数部族のヴドゥ呪物、且つ、古のシャーマンが作成・活き籠めした呪物と、ヴドゥ独自の霊的処方物を中心にラインナップする予定です。

宜しくお願い申し上げます。

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2016/12/24
02:03:30
中米カリブ・ハイチ共和国の国教、所謂「ヴードゥー教」は、アルファベットで "VOODOO"(ヴードゥー)と表記されますが、実際のところは "VUDU"(ヴドゥ)、または "VODUN"(ヴォドゥン)が、大元で在る西アフリカ・ベニンのフォン族が話す言語、フォン語由来の正しい呼称で御座います。

フォン語で「ヴドゥ」とは自然崇拝(精崇拝)を意味します。自然発生的な民間信仰は全て「ヴードゥー」で有り、日本の神道も、印度のヒンドゥー教もシナの道教も云うに及ばず。至っては、南北アメリカのインディオが崇拝する太陽信仰、私の棲むラオスやお隣シャムのピー信仰、ビルマのナッツ信仰なんぞも全てヴードゥーの範疇、全世界の民族が先達から受け継ぐ信仰は、全てヴードゥーなのです。従って、ハイチのヴードゥー教に於いて、自然崇拝に敢えて「教」を付けるという、おかしな呼称である事は十分御理解頂けたと存じます。

自然崇拝とは、善悪諸共を厳かに受け入れ、且つ、心から尊重し崇拝する姿勢が必須であります。基底に在るのは、森羅万象に宿る神霊を尊び、併せて先達の祖を敬い奉る事です。

失礼千万を覚悟で申し上げますが、世界三大宗教で有る基督教・仏教・回教といった此れらの宗教は、地球上の人を含めた様々なものが安泰を得る為に「宗主」が編み出したものです。経典には尤もな話も多々含まれて居りますが、矢張り人間の遣る事ですから、狡猾なペテンも盛り込まれて居ります。

生きとし生ける者どもの尊厳を解いた上で、創生から過去・現代そして未来に至るまでの成り行きを「神」という大義名分で脅かし、「是是云々の生き方を守れば咎は無し!」と云い切ってしまう。其れが最も鼻につく回教に於いては、回教の規範を乱したり脅かす者に容赦せず、「アラーは偉大なり!」という言葉を唱えながら天誅を加えます。思うに、此の様な大胆な行為に走る其の刹那、連中が心で描く印象は、十中八九、宋主ムハンマドの印象画と存じます。これが基督教徒ならイエスの印象画、仏教徒ならばゴータマの印象画といったところで御座いましょう。決して「神」の御為ではなく、「神」という言葉だけが先走っているのです。

更に失礼千万を御赦し願いますが、信者の大半が愚衆で有るが為に、入信の発端も周囲の親族や友人が信仰して居るからとか、有名人や大物が傾倒して居るとか、筋金入りの信者から説法を受け傾倒したとか、能々理由を吟味すれば浅ましい限り。強いて申せば、歌や演技といった芸事にて持て囃される、小便臭い少女の単独または団体の女芸能人。美男を売り物にして、歌や演技で持て囃され男色臭を漂わせる男芸能人。熱狂する者共と対象、其の互いの関係性は胡散臭さ満載といった印象で、三大宗教の教祖と信者という相対関係は非常に相通じます。

更なる諸悪として、基督教は聖書、回教はクルアン、仏教は経典、此れらは読むと尤もな事を綴って居るが、宋主や其の弟子共が得た世界観や人生訓というだけで、哲学と何ら変わり無し。信者を増やしたいが為、エンターテインメント性は云うまでも無く満載で有り、編纂者の吹かしも満載です。参考にするぐらいは良いが、のめり込むほどの価値は見出せません。

世界三大宗教の云う「神」の話に戻りますが、彼らの信仰する「神」の為に取る行為は、詰まるところ、此の世に生きる全ての獣が潜在的に危惧しながらも畏れ奉る「至高」の思し召しで有り、其れを率先して実行する者は、単に淘汰されただけ、という自然信仰の道理を地で行く弱肉強食で、其の道理を体現した話に過ぎません。「アラーは偉大」「全能なる神」「慈悲深い仏」、宋主や其の弟子共は「自然信仰の至高」の側面だけを捉え、信者の脳裏へ強引に埋め込む。

哀れな信者(自業自得ですが・・)は、自然信仰の至高の掌で転がされて居るとも知らず、「ムハンマドが云うアラーの御為に身を捧げ、且つ、身体損傷無く死ねば浄土に行ける」と心底信じ、挙げ句、弱肉強食の「弱」の貧乏籤を引いて、此の世から抹消されてしまう……というナンセンスな話で御座います。

双六を例に取りましょう。双六の目的は「上がり」に到達する事。勿論、一等で上がる事が最良な結果ですが、最悪な結果は途中棄権です。各々感性を活かして考えて頂きましょう。途中棄権とは、競技中に具合が悪く成ったとか、「一回休み」を連発したりしてゲームそのものに嫌気が差し、中途で放り出すことを言います。健康上の理由ではやむない話とて、これも棄権に変わり有りません。

何故なら正面切って向かう者は、此れらの事象を快く感じないと思います。本来、生きる事は己の力で、常に障壁を打開し切り開き生を全うする事が道理で、自然信仰の至高が最も良しとする定型。従って、途中棄権は「生きる事を放棄」するに値する行為なのです。

たかが遊戯で途中棄権した者を「弱者」と決め付ける自体、下らぬ例えと思われる方が大半と存じます。ですが「双六」というのは紀元以前から世界各地に存在する遊戯で、大元は「彼の世」に至るまでの姿勢を、遊戯を介して刷り込む方策で有った、と云われて居ります。ただの遊びではなく、遊戯を通じて個々の運命や宿命を計る的な道具なのです。

順風満帆に進む場合もあれば、阻みに遭って後退を強いられるなど、不運な者が煮え湯を吞まされるといった形態。正に、己の背後に居るは良質か否か? 更に、人生に立ち向かうに必須な「岐路を司る神霊」や「五感を司る神霊」や「闘争を司る神霊」が、正常に居り作用してるか否かが解ります。

弱きが強いものに遣られ、淘汰されてしまうのは、如何様にしても逃れられない此の世の道理。古の時代、性質的・肉体的にそぐわぬ個体は、容赦無く間引かれて参りました。現代に於いては、其の様な行為が畜生と非難され、矢鱈と人道主義を全面に出し、弱者を救う事こそ正義とされて居ります。が、どれだけ弱者を救済しても、辻褄合わせの天変地異が頻発したり、悪性ウィルスが蔓延するなぞ、細やかな努力が差し引き零かマイナスに齎す作用が必ず起こるのです。戦争やテロの大惨事、此れも辻褄合わせ同様の作用を齎すもので御座います。自然信仰の至高は、何事も限度を越えぬ様、摂理に値しないものから容赦無く淘汰するわけですが、あるときは強風に逆らわぬ葦の様に、またあるときは岩山の様に振る舞う。そのような者たちにこそ手を差し伸べるのです。もっと簡易に申せば、「調子よく振る舞え」という事なのです。

単に調子よく振る舞うならば、馬鹿に成れば良いだけの事で有ります。罷り間違えば、此の行為が仇と成ってドツボに嵌り淘汰されてしまう、元の木阿弥という体たらく。詰まるところ四面楚歌、泣くに泣けぬ御話であります。額面通りに実行する様な事は、全速力で突進するだけのイボイノシシで、終いには猛獣に残虐な喰われ方をしてしまう様なもの。手厳しい至高の意向に合わせ、己が順風満帆に生を謳歌するには、如何様な振る舞いが必須なのか?を先に考え、其れを基盤として「調子よく振る舞う」必要が有ります。イボイノシシ野郎に成らぬ為にも能々気を付け、下記する内容を参考にされて頂きたい所存です。

自然信仰というのは、日頃から己の周囲で起こり得る事象・物象に対し、些細な事でも敏感に成る事。手始めは何が何だか全く理解出来ず、こんな面倒臭い事にアンテナ張るのは阿保らしい──と鼻白む事でしょう。其れを根気能く継続し、己のオツムで吟味する癖を付ける事。例えば、己の一発放いた屁が異常に臭かったとか、美形で有るのに蓋を開けたら悪臭放つ陰部を持つ女が居ったとか、満員電車で女の尻が股間に密着してそそり立ってしまったとか、獣の交尾を連日目にするが何故か? なぞ……。糞下らぬ日常の事象でも阿保らしいと放らず、吟味してみる事。御題目が簡易な分、奥は深淵なので個々が根詰めて対峙する必要が有るのです。此れの繰り返しが、肉体を持つ人を含めた此の世の生き物と、此の世と並行して存在する彼の世の先達の霊や、あらゆる事象・物象を司る神霊、至っては統括する至高の真意を知り得る、崇高な行いと成る事を御知り置き頂ければ幸いで御座います。

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00:42:00
皆様方は「霊性」という意味合いを把握し乍らも、実質「霊性」の作用というものは如何なるものか腹から把握されて居られる方は皆無に近いと存じます。

人間同士は言葉で連帯を確認し合ったり、同好の輩と交り合い和気あいあいとする事で、強固な連帯で有ると思うわけですが、大半が裏返しの関係ばかりなのです。其の点、言葉という通信手段を持たぬ獣は、人間なぞ足元にも及ばぬ感覚の方策を備えて居ります。「直感」「五感」「第六感」此の三つの感覚が研ぎ澄まされて居るのです。勿論、人も獣の一種ですから前述の感覚は備えて居りますが、言葉という手段を使う方が簡易な為に、ほぼ退化してしまって居るのです。

友人関係・男女関係・親子関係なぞ、人の関わる関係が絶頂で在ったにも関わらず、行き成り嫌悪な関係に成ったりするのは、感覚を無視した軽い言葉の関係に因るものです。賢明な方なら、云わずともお解りと存じます。

人の関係は、大半が間違った関係を築いて居る為に、最後は破綻する運命に有ります。何故かというと、言葉というものに頼り切りで「あの人は確実に、こう云ったから間違いない」とか「あの人の信念を聞いたけど強固足るものだ」なぞ・・・。男女関係に至っては「彼女(または彼)の話は誠実さに溢れて居る」とか「いろいろ話したが、あれだけの女(または男)と出会うには、砂浜で一本の針を探すより難しい」なぞなぞ・・・。更に親子関係で云うと「うちの息子(または娘)は、親の話を能く聞き何事も忠実に守る」とか「どれだけ息子(または娘)を愛して居るか?私の対応や言葉で能く理解して居る」なぞと云います。

上述の例は、全て言葉に頼る甚だしく誤った例で有り、言葉によって自分自身を納得させただけの戯言なのです。そんな言葉は、霊性にひとつも刺激を与えて居りませんし、私が断言出来る事は逆の作用を起こして居ると云い切れます・・。単なる我欲と私物化の権化の言葉で御座います。

結構、此の類の方が特に恋愛関係で相談されて参りますが、案の定、霊的なものは信用して居ない。口では「私は信じます」と云い切りますが、霊性の欠片が本人と会わなくとも感じ取れるわけです。従って、「本当に霊的なものへ敬意をはらい信頼できますか?」と問い返すと、「此れを機に信頼を置くように努力します。」という答えが十中八九返って参ります。要するに、どう努力しても敬意なぞ持つことは死ぬまで有り得ないと存じます。

呪術というものには、ベースが有り其れは自然崇拝(精霊崇拝・祖霊崇拝)という基盤が有ります。信仰を奉らずとも、自然の摂理というものを厳かに尊重する精神は基本中の基本であります。其れが出来ない人物は、呪術なぞに頼らぬべきと私は思います。

能く「無病息災」「家内安全」なぞと、寺社仏閣に関わる聖職者(?)が、護符や祈祷なんぞを授けます・・。其れを授受する為に、わざわざ遠方から其処へ其の為だけに赴く方が多々居られると存じます。間違い無く、粗十割の方々は単に其処が神社だから、若しくは御寺だからという理由や、或る人に良いと云われ参ったと云う・・。全く、自分自身の感性を使わず、当たり前の現実的理由だけで訪れる。例えて云えば、賭博の一環で有る籤引きと同じ事で有り、時間の無駄以外の何物でも御座いません。此れを信心と思う方は、別に個々の自由ですから一生続けて頂いて構わないのですが、死ぬまで「今よりも、良い未来を信じて」なぞと思いながら、結句、最後の時を迎える事に成るでしょう。私が申し上げたいのは、イの一番に己の霊的環境は如何なものか?と吟味する事、そして霊的なものは他人の言葉に左右されず、自身の霊的感性に頼る癖をつける事。己が迎えた窮地や低迷の要因を、霊的な面からも吟味する方法も身に付ける事です。要するに、此れが自然の摂理を重んじる姿勢で有り、至っては信仰に繋がるのです。アフリカ系の術師は、其処に重きを置く為に、其の人物の霊的環境を考えず、所謂「御守り」を授受したり「祈祷」は致しません。

少々手厳しい事を申し上げましたが、呪術師やネクロマンサーというものを、間違った尺度で捉える方が多く、イコールあの世の威力を無尽に操作出来ると勘違いしておられるからです。そもそも呪術師というのは、あの世の威力を借りるために作法を備えた者。ネクロマンサーは、先達の霊と折り合いをつけ助力を乞う法力を得た者で、両者とも簡易に申せば仲介者なのです。仰々しい着物や道具を持ち、如何にも人間離れしたような態度や言動を取る者は、呪術師でもネクロマンサーでもございません。強いて申せば、サーカスの道化師と同等です。術師以前に信仰に経験で有る事、己が行えば完全無欠なぞほざく輩は、ひとつも力を備えておりません。何故なら、作用を齎すのは神霊や霊で有る事を覚え置き願います。

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23:20:00
キューバという国に十年弱棲み、様々な経緯を経た結果、西南アフリカに広く分布するコンゴ系バントゥ族の奴隷が齎した祖霊精霊信仰に関わり、一九八八年からですので今年で二十八年の歳月が経過致しました。キューバ人はというと、多数派のナイジェリア・ヨルバ族の奴隷が齎した信仰サンテリアやイファを重んじる事から、皆々サンテリアかイファの道を歩む為に躍起に成ります。

私のバントゥ系のパーロ信仰は少数派で有り、更に其の中でもKIMBISA(キンビサ)・BRILLUMBA(ブリジュンバ)・MAYOMBE(マヨンべ)と派が分かれて居り、KIMBISA(キンビサ)は基督教が混交された派、BRILLUMBA(ブリジュンバ)は別名頭蓋骨派と呼称され、契約した霊の遺骨で有る頭蓋骨と大腿骨を、後生身近に置き生活する、強いて申せば祖霊に焦点を中てた派で御座います。MAYOMBE(マヨンべ)はブリジュンバ派の延長線で有り、何れかというと孤高にて邪術を駆使し乍ら一生を送る生活を致します。簡易に云えば、キンビサは多数派・ブリジュンバは少数派・マヨンべは極めて少数派という感じです。変な云い回しですが、私は少数派の中の少数派を実践してきたわけです。

キューバの首都ハバナ郊外に在るグァナバコア管区は、パーロ信仰の謂わばメッカで有るが為、古の時代から町全体が信仰に協力する様な形態で形成されて参りました。表向き養豚や養鶏を営む場は、何故か他の獣も豊富に揃えて居る。フティア(大鼠)・ハゲワシ・梟・七面鳥・山羊・羊なぞ、欲すればあらゆる獣を短時間で用意する。また、密接な動物園との繋がりも有り、死んだ大型獣の骨や皮も同様に用意する。要するに、神霊や霊に供犠として供する生血の需要が多々有る為に、他の地域とは異にする業務形態を採って居るのです。

次に、墓所も此れまた奇妙な形態を取って居ります。グァナバコアの墓地は信仰者が墓守をして居る為に、僧または弟子が向かえば何時でも墓を暴いて死者の遺骨を持ち出し出来るのです。無縁・有縁は関係御座いません。親族が健在で在っても、グァナバコアの墓所に埋まった死骸は、今現在生きる人物と霊が契約を欲した場合、親族は異を唱える事をしないのが暗黙の了解です。霊の意向を尊重するわけで有ります。キューバ在住時、私のゴッドファーザーの弟子及び助手として、頻繁に墓所を訪れては墓暴きをして参りました。スコップを使うのも手慣れたもので、上手い事遺骨に傷付けず掘り出す事が出来る様に成りました。

キューバは社会主義国家で、宗教は御法度だろう?其れ以前の問題として、野蛮なアフリカの信仰なぞ、政府が許さんだろう?」

と疑問に思う方も多々居るかと存じます。然り、全く持って「宗教はアヘン」と切り捨てたソビエト式社会主義の国です。表向きは廃神主義です。ただ、其れは信者の集う場が有る基督教に限り、共産革命後は徹底的に廃止に追い込みました。同じく少数ですが、アラブ系移民の回教も廃止に追い込まれました。しかし、アフリカ系の信仰は、アフロ・キューバ文化とし、キューバの象徴と捉えたのです。アフロ系の音楽や踊りとして残し、芸術というジャンルに組み込みましたが、其れは意図的なもので、国家がアフロ信仰の存続を御目溢したのです。実際、国家上層部の人物が多々アフロ信仰に関わって居ります。

当時の私は、折からのバブル景気の影響からか、日本から着始めた団体旅行者や、取材目的の記者やカメラマンなぞの通訳やガイドをした結果、濡れ手に粟の金銭を手にする様に成りました。余裕が出始めた己のオツムは、隣国のヴドゥを国教とするハイチは如何なるもんだろうか?其の隣のバントゥ系奴隷の多かったドミニカ共和国のアフロ信仰は如何なるもんだろうか?と考える様に成ったのです。更に飛躍し、パーロ信仰の関係者から聞いた、私の信仰するパーロ・ブリジュンバ派の延長線で、西南アフリカに位置するアンゴラ国に在るマヨンべ山と其の周囲のジャングルを聖地とするマヨンべ派にも思いを馳せる様に成ってしまいました。

今思えば、無作為にアフリカ繋がりと捉える思考で有りましたが、善は急げ方式で有る私の資質は、決めたが吉日という感じで其の数日後には目的地に向かって居りました。

当時、ハバナから比較的簡易に行けたドミニカ共和国へ向かいました。此処では端折りますが、私はドミニカ共和国とは無縁では無いのです。そんな感じで、ドミニカを皮切りに同じ信仰を目的とするバントゥの末裔探しを始めました。が、若かった私は全身生殖器でも有り、街を行く全身プリプリ女にばかり目が行ってしまい、来る日も来る日も混血美人の実践フィールドワークと成ってしまったのです。同じく、イスパニョーラ島をドミニカと二分するハイチも陸路で参りましたが、結果は同様で此方は別名アフリカの飛び地と云われる程、黒人だらけです。しかし、話す言葉はパトゥワ語というクレオール仏語。何か滑らかな上に、がつがつした感じがキューバやドミニカより無い。そんな感じが新鮮で、ヴドゥの事も忘れ黒色美人を堪能してしまったのです。

キューバから大枚叩いて向かったアフリカのアンゴラも同様でした。此方は少々不運も重なったのです。首都ルアンダと、或る地域を占有する当時の政権は、首都に限って社会主義に邁進して居り、見た目は平穏を保って居りましたが、ソ連やキューバの駐留軍が常に監視する、未だ戒厳令下の状態で有り、私が行きたかったバコンゴ族の居るパーロ・マヨンべの聖地マヨンべ山の地域は、アメ公と南アフリカが支援する反政府軍の地域で在った為に行けず終い。従って、此処アンゴラでも褐色のプリプリをフィールドワークする羽目と成ってしまいました。

当時三国を巡り、本来の目的で有る信仰のフィールドワークをしたのが三割、後七割は女体のフィールドワークをしてしまいました。そんな態たらくでキューバに戻り、まずはゴッドアンクル(聖なる叔父とでも申しましょうか・・)へ顛末を話すと・・・。

「いやあ、良い体験したじゃないか!アフリカの血が混じった女を抱いたんだろう?きっちり生で放出したんだろう?それなら種を残したし、相手が妊娠しなくとも御前の要素が相手の肉体に残り、其の女が別の男で妊娠しても御前の要素が少しでも赤子に入り込むんだ!此れもフィールドワークの一環で、御前は実践にて自然信仰の掟の一部を実行した事に成る!」

と絶賛されたのです・・・。

其の後、私のゴッドファーザーからも顛末を問われ、渋々乍ら話をしたところ、ゴッドファーザーは冷静な表情を保ち乍ら、訥々と話を切り出しました。

「医師からの受け売りだが・・・。蛋白質というのは、分解して体外に放出出来ないと云って居った。山羊や牛なんぞの偶蹄類の脳味噌を好んで喰う輩がどうなるか知って居るか?動作や表情、更に言動までが鈍く成り、性質が偶蹄類の様な態と化す。其れと同じで、御前が精魂込めた射精は相手の女の体内にスペルマとして残るだけで無く、御前の気魄として残る。向後、其の女達が孕んだ赤子は、御前の遺伝子を取り込んで行く・・。単に受精して、其れが赤子に成ると云う常識で交尾を考えるな。強靭な先達の霊と契約した御前の精子は、そんじょ其処らの男共の精子と格が違う。そして其れは、契約した霊が望んだ方向性でも有る。今の御前は、強靭な種を撒いて強靭な人間を後世に残す事が出来る体で在る事を忘れるな。」

と更なる絶賛をされてしまいました。御覧に成った諸兄は、なんと馬鹿げた話と鼻白む方が多々居るかもしれません・・。正直、当時の私は、信仰より先に女に目が行ってしまい、フィールドワークどころでは御座いませんでした。しかし、本能に忠実に邁進する事も自然信仰の一環なのです。

此れぞ正に「瓢箪から駒」。其れから年月を重ね、信仰に忠実(?)に生きる内、瓢箪なぞ元から無く常に駒だけを持ったり得たりする事に成るなぞ、考えも及ばなかった青き歳頃の私で御座いました。

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