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・東南亜マレーポリネシア系メラネシア系の土着民:祖霊神霊崇拝の探訪見聞 ・自然信仰に関わる珍談、奇談 ・自然信仰全般、特に私が関わるアフリカ土俗死霊崇拝の逸話 ・信仰に関わる人々の生き様など
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2015/07/22
20:33:49
信心など全然無い」とか「の存在を信じるなんて馬鹿げている」という事を云う方が多々居ります。

こういった思考の方を否定もしませんし肯定もしません。当然の事ですが、考えは個々の自由で有るというのが理由で御座います。ただ稀に、此の類の方々が「嫌な予感」とか「不審に思う」とか「嫌な夢を見た」なぞと云う事が有ります。これは的な感覚以外の何物でもなく、指摘すると一笑に付すのですが、そうであれば何故言葉にするのかと此方が不思議な思いです。

現実一辺倒を主張するならば、そのような感覚は無視して気にも留めなければ良いだけの事。私に云わせれば、肉体を可動させる魂というものを否定して居るが為、片輪に成って居る事が解らないのです。

と或る登山家の方が、日本の雪山にて仲間と登山中、酷い雪崩に遭い、己は運良く回避出来たが仲間は雪崩に呑まれ亡くなってしまいました。翌年、鎮魂の意味合いで同じ場所を登山するも、同じような雪崩に出くわし、前年と違って真正面から雪崩に呑まれてしまいます。ひと頻り雪崩に揉まれ、身体も裂ける思いで「駄目か!」と観念したところで雪崩が止まり、運良く上に伸びた両腕で雪を掻き分ける事が出来た。其の勢いで脱出し、絶え絶えで有ったが何とか息をする事が出来、九死に一生を得る。改めて見回すと、其処は仲間が亡くなった場所で在ったとの事。試しに「其れが死んだ仲間の導き(助け)であったと思えますか?」と尋ねたところ「うーん……」とニヤける。

偶然な事に仲間が死んだ場所で在った──と強調したにも関わらずです。もうひとつ、彼は「鎮魂の意味合いで友人が亡くなった雪山へ行った」と前置きして居る。「魂を鎮める」とは、的行為以外の何ものでも御座いません。

もう一名、生物関係で頻繁に山野に関わる方が居ります。

当然の事、山野に棲む生物や植物に詳しく、方位磁針なぞ必要無しに、山々を行き来出来る人物で御座います。其の様な人物でも稀に山野で迷う事が有ります。曰く──。

「尾根を歩いて試行錯誤して居ったら、前方の山腹に人影が現れ、振り返って此方を見て居る……。さらに、己の後方にも人影が現れ、同じく此方を見て居る。試しに歩き出すと、前方の人影も後方の人影も同様に歩き出し、立ち止まると連中も立ち止まって此方を注視して居るようだ。距離が距離なので顔形は判断出来ないが、一心に見て居るのが判る。両名との距離は一定で、詰める事も離す事も不可能。山頂付近で一気に歩みを早めると、まるで蒸発するように消えてしまった。振り返ると、後をつけてきた人影も消えて居た。不思議では有ったが、御蔭で迷わず山頂付近で道標を得た」

話を聞いた私が「あなたは可成り良いに援護されてますね。大事にしないと」と進言すると「あのな、学術関係に属してると、こういう類の話は御法度なんだよね。元々信じてないけどね」と否定する……。そして更に不可思議な「御蔭で助かった」という云い回し。暗に否定する対象に「御蔭で」と感謝を込めること自体、自身の潜在意識に忠実で無い普段の言動は、一体全体何であろうか? と思う次第です。

両名に通じるのは、関わる自然を大事に、尊重する姿勢が有るにも関わらず、的な作用と指摘すると一笑に付すことです。

関わるは、間違い無く高度な霊であり、対応の仕方如何では、己の人生を全て良い方向に導いて貰えます。しかし彼らは無視を極め込み、単なる山野での奇妙な現象としか捉えて居らぬのです。霊の恩恵を受けるという事は、知らず知らず自然の掟に従って居る事。しかしながら両名共、実に恵まれた人生で有るが浮き沈みも激しく、其れがまた尋常で有りません。

何が己を援護して居るか? 素直に向き合い、丁重に対応する精神・心が有ったならば、間違いなく全ての面で安定と安泰の恩恵に与って居たと存じます。

両名は羨ましい程に良い霊的環境を備えて居るわけです。特に後者は、霊というより山神の後押しの感が強く、山野での行動は勿論の事、普段の生活も保障されるわけです。霊的感性の強い人物から見れば「こういう類の話は御法度……」という姿勢を、実に勿体無く思うわけです。実際の話、両名とも普段の生活に於いて、伴侶にも金銭にも恵まれて居るものの、極端な支出に苛まれたり、人望が有るにも関わらず上手く活かす事が出来ず、定期的にどん詰まり状態に陥るという繰り返し。あらゆる事が上手く行っているのに、頂点に達すると決まって奈落の底へ堕ちる。幸いな事に、再度頂点に達するまでが非常に短期間で有るという事が、霊の後押しを受けて居る証拠で御座います。

両名共々、何かに喩えるならば、格子状のバスケットで水を掬う様な状態かと存じます。一瞬満杯に成った水も、一滴残さず確実に零してしまう状態と成るのです。

バスケットをバケツに変えるにはどうしたら良いか? 本人が霊を認め「奉る」という行為をすれば良いだけの事なのです。まあ、其れが出来て居れば、私が何か言わずとも、不運蒙る事なく無難に過ごして居ると存じます。

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