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・東南亜マレーポリネシア系メラネシア系の土着民:祖霊神霊崇拝の探訪見聞 ・自然信仰に関わる珍談、奇談 ・自然信仰全般、特に私が関わるアフリカ土俗死霊崇拝の逸話 ・信仰に関わる人々の生き様など
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03:49:23
いにしえのクマントーン!!


幼児霊を籠めた呪物は、カンボジアでKONKLO(コンクロ)・ラオスでLUEKLO(ルークロ)・タイでKHMANGTONG(クマントーン)という名で呼称されています。いにしえの呪い師は、この呪いアイテムを欲する者に対し(かつては男性)、まず妊娠した伴侶に対し「この腹の中の子は、俺の子だな?」と問いかけさせ「もちろん、あなたの子です。」と答えたのを機に、一気に刃物で腹を裂き中の子供を取り出し、呪い師が持ち帰り、カラカラになるまで天日で干した後、然るべき儀式を施し魂を留めさせ欲した父親に授受するという手順が、いにしえの唯一の方法でした。親父の幸運の為に、子と母親までも引き換えに供出しなければならないオゾマシイ方策しかなかったのです。時が流れ、仏教の教理が混入された事、更にいにしえの精霊崇拝も仏教との混交を受け、殺生をせずとも自然と水子となった霊は五万と居り、その霊を呪文によって呼び寄せ欲する者と契約を交わした後、器となる人形に籠める事で同様のアイテムを手に入れられるようになりました。いにしえのこのアイテムは、自身を守るのは自身の分身以外無し、と断言し妻の腹を掻っ捌くという何とも不快な方法だったのです。捨てられた水子は大半が供養されておりません。浮遊する魂を取り込み欲する者に与える事が、供養ともなり水子は主の為に誠心誠意尽くすのです。もちろん、生き物を扱うつもりの対応が主に求められますが・・・。でも現代は女性も授受できるようになりました。逆に母を欲する赤子には女性の方が良いかもしれません。

afrika.jpganimizmo.jpg


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22:35:13
バットモック正面

以前、当地カンボジア・ラオス・タイで持て囃され、階層に関係なく実践される刺青の呪い作用はお話し致しました。呪文や呪画によって、要望となる方向性は変わりますが、基本的には五感を司る神霊の庇護が入り込みます。「弾除け」「刃物が通らない」など、古代の刺青の主体は闘争にあり、この神霊が「無」を呼び起こし、身体的なダメージに至らないよう導くわけです。

今回のテーマは、この「五感を司る神霊(視覚・聴覚・味覚・触覚・臭覚)」のお話です。カンボジアで「BATMOK(バットモック)」、ラオス・タイは同様で「PADTPHIDTA(パッピッター)」と呼称されます。邪気や悪霊を寄せ付けぬ事が主体です。更に、関わる人物が嘘・偽り無く誠実に対応させる呪い作用もあります。もちろん、危うい人物や事態を遠ざけ、無難に過ごせるよう尽力して頂けます。弱者から権力者まで、自身の状況に沿った場面で呪い作用が発揮されるのです。常に我を通し、敵ばかり作るような輩は、作用を期待出来ません。

胡座した人物が両手で顔を覆う人形が、この神霊の収まる「器」となります。座し、手で顔を覆い膠着した姿が「無」を表し象徴となります。呪い師によっては、更に手を数本増やし耳穴・肛門など、身体全ての穴を覆います。ここまで来ると、その呪いアイテムの所有者は限られてきます。その上をいくものが、全て塞いだ身体に呪文の流れを象ったアイテムですが、見方によっては怪物の様相をていしております。それが参照画像ですが、タイ東南部サケオ県(カンボジア国境)のカンボジア系呪い師の作成活き籠めしたアイテムです。やはり、警察官や軍人やならず者に重宝されるようです。「同じ穴の狢」とは、よく言ったものです。

当方のサイトにある「バットモック」は、生粋のカンボジア人・呪い師が作成・活き籠めされたものですが、器はとてもシンプルです。曰く、呪い師も一人間であり、強弱に固執するようになってしまうのです。しかし、最小限度の器で神霊は十分満足して籠って頂ける。神霊の力は無限大であり、器はシンプルなほど神霊も喜び呪いの作用を発揮し易い、神霊が如何にゆったりと籠れる器か否かが重要・・・。なるほど、神霊と話したわけでは無いですが、何事も感覚で捉えるのが霊や神霊との対話。器に籠り、毅然と構える姿が目に浮かぶようです。「コンクロ」と並び当方に無くてはならない呪いアイテムのひとつです。

バットモック背中

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08:26:55
東南アジアでは、どこにでもいるヤモリ。カンボジア・タイではCHINCHOK(チンチョック)、ラオスではKHIKHIAM(キーキアム)とそれぞれ呼称されます。このヤモリの霊魂も、人々の幸福の為に一役かっております。

こちらのヤモリは、体長10センチ程度、白い体色を呈しております。どこの建物にも見受けられ、しばらく観察すると、その生に対する貪欲さに圧倒されます。壁にへばりつき、「チッチッチッ」という奇妙な鳴き声を発しながら壁から天井を縦横無人に駆け回り、餌となる昆虫を確保したり、雌雄が尾を絡ませ交配をしたりします。更に、雄同士の喧嘩となると、「シャーッ!!チッチッ!!」という鳴き声を上げるのですが、その鳴き声が尋常では有りません。こんな小さな体から、よくこのような大きな鳴き声が出るものだ、と感嘆してしまいます。

前置きが長くなりましたが、このヤモリの雌雄交配というものは、生まれてから死ぬまでに最低4~5回、それが毎日続くわけです。当然、雌は子を大量に生みます(卵)。この旺盛な子孫繁栄本能を利用しない手は有りません。効能として、商売繁盛を主体に起業家や営業関係、商店主などが恩恵に預かろうと考えるわけです。呪い師は、ヤモリの雌雄の交配体勢を模した器に、雌雄の霊魂を籠めて、必要とする人間に授受するわけです。要望者は早速そのアイテムを常に携行し、目的を展開するのですが、雌雄合体の霊魂は然るべき時々に「生産」機能を駆使し、主の発展を援護するのです。ヤモリのすばしっこい性質から、商売上の危うい場面から回避できるという副次作用。更には旺盛な性欲から、異性に困らない(?)というオマケまで付いております。

余談ですが、カンボジア・ラオス・タイの老人は、精が衰えた場合にヤモリの子を生きたまま丸呑みする習慣が有ります。如何なものか・・。以前、実践されている老人に伺った際、「体の奥底から力が漲るようだ!!」と絶賛してました。まさか!?子ヤモリが呑み込まれ、食道から胃に至る過程で、あちこち噛み付かれたのを「奥底からのパワー」と勘違いしているのでは・・・・。

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2009/09/15
08:49:17
赤子や幼児というものは、カンボジア・ラオス・タイにおいて、使役し願いを成就するに必需となっております。もちろん、真正な呪い師が取り籠めたアイテムでなければ、全く意味合いがありませんが・・・。意外性と言いますか、当方が関わった西アフリカ系の信仰においても、幼児が「順路を開き、悪路を閉じる」として、無くてはならない呪いのアイテムとなっております。しかし、両者には、決定的な違いがあります。前者は単なる「魂」、後者は「神」となります。後者は大局的に岐路を補佐し、契約者の前途を保護しながら無難に導く作用。もちろん、個々の当面の細かな問題を解決するべき処方も有りますが、曲がりなりにも事象を司る神であり、儀式を必要とします。それと対比すると、前者は使役出来る「」であり、儀式を必要としません。例えて言えば、自身で出来ぬ物事を細々とした申請を経て「業者」に依頼するのが後者。同様の事を気心の知れた「知人や友」に託すのが前者となります。要するに、崇める対象に変わりは無いが、願いを託す場合の「簡易度」と「身近さ」この部分が決定的に違います。身近さに関しては、あなたが大切にする愛玩犬、例えとして失礼極まり無いですが、主と一緒であり自身の都合など優先しない。それ以前に、自身の都合というものを持たない。といった部分であり、「身近」というよりも「忠実」なのです。

十代の頃、連日の過酷な運動により、ちょっと時間があれば睡眠を貪っていた時期、ふとした事から「金縛り」に見舞われました。「金縛り」という経験をされた方は結構居られると思います。当方の場合は、金縛られた後、見えない恐怖に取り付かれ気が付くと、周囲に小人のようなものが多数戯れており、当方の顔や覆っている布団に触れて喜んでいるのです。もちろん、当方は見えていません。しかし、心の目といいますか的な目といいますか、目で見るようにはっきりと光景が解せるから奇妙です。「金縛り」をご経験された方ならご存知だと思います。それ以後、二十代前半まで頻繁に起こりました。キューバに於いて、西アフリカ系の神霊ルセーロ(子供を象徴した神霊、サンテリアではエレグアと呼称。下段画像右。)を授受してから、金縛りは無くなりました。数年後、現在も懇親関係を続けるカンボジアの呪い師と、前記した経緯について話した際、「その幼児の霊は、あなたの数十年後を見越しており、親しみを感じて近づいて行った。一度に何体もで押し寄せるとは、あなたも余程、子供に好かれたねえ(笑。」と言われました。今思うと、神霊もそうなのでしょうが、身近な霊の方からのサインだったのでは無いかと感じます。傍に付き添い、主の為に厄介な事を解決してくれたり、願いを成就へ繋げてくれたり、危うい事から遠ざけてくれたりと、有り難い限りです。

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2009/10/18
19:59:17
カンボジア・ラオス・タイの寺は、寺の維持・修繕をの為に喜捨はもちろんの事、各々の寺に居られる高位の僧が「御守り」を作成し頒布します。顕著なのがタイの寺。木片を削り出したり、金属を鋳造して仏像を仕上げます。また、数百種に及ぶハーブを混ぜ粘土状にして、仏像を仕上げる方法。この3つの方法で仕上げたものが頒布されます。「仏像」と申しましたが、霊験新たか(?)な動物や陽物(男根)などなど、各々寺により居られる僧の得意分野に沿って木偶を作成、活きを籠めされます。よく名の通った僧が居られる場合は、僧自身を象徴した像を作成もします。

由来は古代、群雄跋扈し戦の絶えなかった時代に、戦地へ赴く全ての兵士に対し武運長久の御守りとして、僧が作成し授受したのです。現代においては、前述した通り寺の維持・修繕を主体。祭事のときに個人が大量に授受し、訪問された客各々に配る習慣もあります。メディアの発達したタイなどは、専門の雑誌が有り、そこに掲載され頒布もしております。例えば、「どこどこのなになに寺の○○僧が、今回なになにの御守りを999個作成されました。頒布料はいくらいくら。」こんな感じです。タイに行かれた方や、タイにお住まいの方は、タイ人が胸にペンダントのように提げているのを、ご覧になった方も居られると思います。逆に、カンボジアやラオスは、懐に忍ばせたり鞄に入れて持ち歩くのが普通です。しかし、タイのように頻繁に作成はしません。乞われたら作成するというような感じです。

タイは、いつのまにか御守りというよりも、コレクションの対象として見る部分が強くなりました。言わずもがな、古い御守りは家が一軒建つぐらいの値段がするものも有るのです。ロッブリーという、古代クメール帝国を引き継ぐ由緒有る都市から見つかった御守り(およそ700年から800年前)は、前述したような途方も無い価格が付けられているのです。然り、大いに霊性が主体に置かれていた時代、さぞ強力な力を温存しているのでしょう・・・。で有れば良いのですが・・。タイに於いては、専門店が各所にあり、小さなルーペを持ったコレクターが熱心に御守りを覗いています。風化の程度は如何ほどか?風化の具合に人工的なものは無いか?もちろん、真贋を判定する為です。当方は、こういう傾向を否定はしません。コレクションといして価値を見出し、それに相応の値段を各々付け納得し取引し満足しているわけですから、その段階に留まっている分なら大いに継続してもらいたいと考えます。文化の維持にもなりますし・・。

ただ、この方たちがコレクター止まりなら良いのですが、霊的な部分を持ち出されるのは困ったものです。古いイコール霊験新たか・・、尤もな話なのですが、経緯として長期にわたるケアが成されていない場合、大半パワーを有しておりません。代々ケアーされ維持されたものなら話は別ですが、コレクター連中は、ケアーに主眼を置いているように見せ、実は全く杜撰なのが現状です。

本当の御守りを持ちたいと願うならば、第一に籠める者の真贋を測る事、これがイの一番です。見極めたら授受させて頂く。新品なので何の心配も要りません。どうしても古いものが欲しいと願うならば、まず僧や呪術師にモノを診て頂き、維持されているか否か?長期の間に、異様な霊が棲み込んでいないかどうか?パワー切れであれば、パワーを注入して頂く、異様な念が籠もったり異様な霊が棲まうのであれば、取り除き改めパワーを注入して頂くような賢明な対処が必要です。もちろん、事後は丁重にケアする習慣も忘れないで下さい。塵芥溜めに好んで住むものはいません。バッテリー切れの電化製品を充電もせず使用する馬鹿は居りません。

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